地域の伝統行事、ミャークヅツで五穀豊穣・子孫繁栄祈願を!
みなさま、おはようございます☀️
💐第44代ミス宮古島 ブーゲンビレアの宮国美里(みやぐにみさと)です。
季節の変わり目で体調管理が難しい時期ですが、いかがお過ごしでしょうか?
11月3日〜6日に宮古島の西原地区、池間島、そして私が生まれ育った伊良部島の佐良浜地区で、伝統行事である”ミャークヅツ“が行われました。
西原地区、池間島、佐良浜の伝統行事、ミャークヅツとは?
ミャークヅツでは、お揃いのハッピや鉢巻き(タオル)を巻いて豪快なクイチャーを踊ったり、女性たちが神歌を歌ったりして、豊作や豊漁・子孫繁栄・地域の繁栄を祈願します。
神歌は、豊漁や子孫繁栄を祈願する歌詞で、それをツカサという神の使いが歌い、ヒヤサッサーで子孫繁栄や豊漁を喜んだり、祝ったりする意味があるそうです。
佐良浜のミャークヅツは2つの地区で行われます。
佐良浜ミャークヅツは、池間添は「池間村」・前里添は「前里村」として、2つの地区に分かれて行われています。
それぞれの場所には「家」と呼ばれるものがあり、池間添は本村家、前里添は中村家として、家の名前もあるそうです。
なぜそのような名前になったかは、昔からあった話で、残念ながら詳しくは分からないそうです。
ですが、「家」は、昔のミャークヅツ発祥当時の地域の主の名前だと思われます。
昔からのことで、わからない点がたくさんあるそうです。
こうして考えてみると、地域の伝統行事に目を向けることの大切さを実感しました。
なぜか分からないまま今日まで引き継ぎ、当たり前に過ごして来てしまったことを、とてももったいなく感じます。
しかし、伝統を残すべく、今でも祭りを大切にしている池間の血が流れる方々。
今では多くの方が故郷に対する思いや誇りが薄れていくなか、約200年もの間、ミャークヅツを絶える事なく続けてきた事は、島の人たちの熱い思いを感じます。
皆様も機会があれば、ミャークヅツに足を運んでみてください(^ ^)